US DEBT CLOCK / アメリカ借金時計の金銀価格とレシオ
US DEBT CLOCK / アメリカ借金時計の金価格は1オンス/8,981ドル 銀は1,160ドルを示しています。
金は今の3倍、銀は36倍の数字です。
世の中の95%ほどは今の紙幣制度が終わるなんてことはご存知ないと思いますが、一旦伝わると大津波のように紙幣からの逃避が始まるでしょう。
US DEBT CLOCK / アメリカ借金時計はそのことを示しているような気がいたします。
X(ツイッター)やテレグラムなどが伝えているのは、イングランド銀行が金の受け渡しのデフォルトを起こした、ということです。
預かり証を提示しても金の現物を渡してもらえない、ことが公になっているようです。
トランプさんの関税によって恐ろしいほどの勢いでイギリスからアメリカに金が移動した、ということなので、イングランド銀行の金も底をついた、と考える方が理にかなっています。
さて上のUS DEBT CLOCK / アメリカ借金時計にはPAPER TO SILVER(証書対銀現物), PAPER TO GOLD(証書対金現物)の表示もあり、銀は378.68 対1、金は128.52対1となっています。
預かり証は銀の現物に対して378倍発行されている、ということですが預かり証の持ち主が一斉に銀を引き出そうと押し掛けても、全く渡せないよ、ということでもあります。
ここらの所以が銀の1,160ドル、金の8,981ドルという数字なのではないでしょうか?
グラフはロンドンの銀在庫の減りようです。
トランプさんの関税作戦によって、今まで以上に世界から金銀がアメリカに運び込まれるでしょう。
ロンドンでは金ならず銀も渡せない時が間近に迫っているようです。
ロンドンの銀在庫7億オンスも実際にあるかどうかはわかりませんし、1月の出荷量も3200万オンスと過去最高で、今後幾何級数的に出荷量が増え、在庫がそこをつくかもしれません。
数年前ロンドンの銀が石ころが詰まったものという”発見”が伝わったことがあります。
金がデフォルト、銀もデフォルトすると、イギリスが終わってしまいます。
その時にポンド紙幣を持っている人は財産がゼロになります。
早く築いて金銀の現物を手に入れるしか、財産保全の方法はありません。