【オークション結果】イギリス 1839年 ヴィクトリア女王「ウナとライオン」5ポンド金貨 PROOF-63 Deep Cameo PCGS オークション日:2024年12月9-10日


【オークション結果】イギリス 1839年 ヴィクトリア女王「ウナとライオン」5ポンド金貨 PROOF-63 Deep Cameo PCGS
オークション日:2024年12月9-10日
開始価格:150,000フラン
落札価格:270,000フラン
27万フランは全て含んでおよそ6200万円ほどでした。

言わずと知れたヴィクトリア女王の「ウナとライオン」5ポンドです。
ウィリアム・ワイオン作。
表面:左向き、若いヴィクトリアの胸像、髪は 11 枚の葉で飾られたヘッドバンドで留められています。 裏面:ガーター勲章の衣装を着たヴィクトリアが左に向かって進み、雄のライオンが彼女の後ろを歩いています。
日付と彫刻家の名前がエクセルグで刻まれています。
19 世紀の貨幣の中でも最も優れた例の 1 つです。
有名な「ウナとライオン」は、ヴィクトリア女王が即位した 2 年後の 1839 年に鋳造されました。
この貨幣の製作者であるウィリアム ワイオンは、王立造幣局の公式主任彫刻師でした。
裏面に描かれた「ウナとライオン」という題材は、エドマンド スペンサーが 1590 年にエリザベス 1 世の治世中に出版した寓話詩「妖精の女王」に基づいています。
さまざまな美徳 (スペンサーがエリザベスに帰した) が寓話で表現されています。
これには真実と真の宗教 (つまり、イングランド国教会) が含まれており、これらはウナによって象徴されています。
ワイオンのデザインでは、後者はヴィクトリア女王の特徴を持ち、若い女王はウナによって擬人化された美徳を授かっています。
ライオンは、ヴィクトリア/ウナに導かれたイングランドを表しています。
より一般的には、スペンサーの詩から題材を選んだことで、ヴィクトリア女王とエリザベス1世、 つまり豊かで強力な国を統治する2人の高潔な君主が直接対比されることになります。 38.83g