オーストリア1701年レオポルト1世ターラー銀貨 NGC MS63

 

表面:月桂冠を戴いた後年のレオポルト1世の右胸像。

刻印【LEOPOLDVS · D: G: ROM: IMP: SE: A: G: H: B: REX ·】

裏面:王冠と紋章。

刻印【ARCHID: AVST: DVX: BV: COM: TYR:1701】

 

 

レオポルド1世は神聖ローマ帝国の皇帝で、オーストリア大公、ボヘミア王、ハンガリー王も務めていました。

ハプスブルク家の皇帝で、兄がいたため当初は皇帝としてではなく聖職者になるべく教育されており、学問と芸術をこよなく愛する文人皇帝であり、また彼自身作曲家であったことから、バロック大帝とも呼ばれていた皇帝です。

 

 

NGCによる総鑑定数は65枚のみ。

こちらはMS63の評価を得ています。

65万円でのお取り寄せでございます。

 

 

ターラー銀貨とは・・・。

ターレル、Thaler、Talerとも呼ばれています。

16世紀以来、数百年にわたりヨーロッパ中で使われていた大型銀貨です。

その名残は、現在もアメリカ合衆国ドルをはじめとするドル(dollar)や、2007年までスロベニアで使われていたトラール(tolar)などの通貨名に残っています。

 

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