銀が急伸し、32ドル台になりました。


銀が急伸し、32ドル台になりました。
銀は旧アメリカ政府の強い意志でモルガンなどの価格操作で価格が低く抑えられてきましたが、昨晩急伸し32ドル台を再び超えました。
銀は工業にとってなくてはならないもので、それがないと私たちの生活が成り立ちません。
銀は150年にわたって価値が低く抑えられてきた、と言う歴史があります。
現物とペーパーの比は400倍以上ということなので32ドルが400倍の12000ドルになる可能性が否定できないのです。
大手銀行は政府主導のもとネイキッドショート/現物の裏付けがない空売り、をしてきましたので、銀の取引所は大量の引き取り要請があった時に現物を渡すことができません。
シカゴもロンドンも現物があるわけがない、と私は思っています。
30ドルの価格を下げるために1年間の産出量の空売りを毎日続けるということは、現物がない限りは不可能です。
現物があるわけがありません。
シルバースクイーズ運動などによって、中国やインドなどのBRICS諸国が銀の購入を続けてきました。国には負けるけれど、一般の私たちも銀の購入を続けてきました。
世界中の人間が1オンスづつ銀を買うだけで、銀は枯渇する、ということです。
銀の大切さを洗脳によって低く思わされてきましたので、人々は銀の価値に気付いていません。
けれど、再び32ドル台に乗った、ということは銀を価格操作で低く抑えてきた銀行などが、恐ろしいほどの損を発生させるということです。
1ドル上がるごとに数百億ドルの損が出るのではないでしょうか?
空売りしていた銀行は一気に倒産することになるでしょう。