イギリス 1692年 ウィリアム＆メアリー 5ギニー金貨 MS63 NGC オークション
オークション日：2024年8月15-17日
開始価格：50,000ドル
推定価格：100,000～150,000 ドル
表面：ウィリアム3世と妻メアリ2世の右向き胸像、周囲の刻印は「GVLIELMVS. ET. MARIA. DEI. GVLIELMVS. ET. MARIA. DEI. GRATIA」です。
裏面：王冠をかぶったクォーターの紋章、波型の枠、中央にはナッソーのライオンの盾、王冠の両側には1692年の日付がございます。
周囲に「MAG. BR. FR. ET. HIB . REX. ET. REGINA.」と刻まれています。
縁には浮き出し文字で、裏面とは逆の向きで、「+DECVS. ET. TVTAMEN. ANNO. REGNI. QVARTO. +.」と刻印されています。 QVARTOエッジ。 ウィリアムとメアリーのこのような大型の金貨としては最も理想的な保存状態であり、 NGCとPCGSを合わせてもチョイス鑑定で2枚しかないうちの1枚として存在し、 すべての共同統治時代を通じて最高のものの1枚です。
この時代に製造された最大のデノミネーションであり、国内流通よりも国際貿易や会計目的で この5ギニーが広く使用されたであろうと考えられています。
その重さゆえにエッジの凹み、積み重ねの摩擦が頻繁に発生していましたが、 コインのクリーニングにあまり関心のなかった初期の世代のコレクターに珍重されました。
特徴的なのは彫りが浅いことですが、この作品の保存状態では、モチーフは完全なカートウィールの光沢に支えられており、 手にとって見ると、見る人の方に突き出るように見えます。
どの角度から見ても印象的で、デザインのどこにも弱点は見あたらず、わずかな小傷があるにせよ、 重大な取り扱いミスというよりも、その経年劣化のせいだと考えるのが自然でしょう。
近年、このようなハイグレードな大額金貨のコレクター性が著しく高まっていることから、 この金貨がオークションに出品される際には、熱烈な入札が行われることが予想されます。
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