日本はやはりアメリカ国債を売って、為替の防衛をしていました。


米財務省が発表した新しい数字によりますと、日本は5月に220億ドルの米国債を売却し、保有額を1兆1283億ドルに減らした、ということです。
日本は世界最多のアメリカ国債保有国で、国債を売却する、などという命に関わることは禁じられていました。
4月29日から5月3日にかけての最初の急激な円高は、このアメリカ国債を売却していたのだったのですね。
6月も3日、4日に3円ほどの円高があり、この時もアメリカ国債を売ったのでしょう。
そして7月11日から今に続く急激な円高は、さらにアメリカ国債を処分しているに違いありません。
何しろ6月の時点で1兆1283億ドルも持っていたのですから。
もしアメリカドルを終焉に追い込む(FRBなどの中央銀行をやっつける)軍事作戦が行われていたのだとしたら、日本だけがアメリカ国債を売っただけではなく、BRICS諸国も同調していると思います。
これだけの強力な売りを浴びせる、ということは日本がアメリカに対して宣戦布告しているのと同じ状況ではないでしょうか?
今までならアメリカは断固反対していましたので、できませんでしたが今回は日本はすでにアメリカ政府を正当な政府とは見ていないのかもしれません。
麻生さんがトランプさんに会いに行ったときに、このことは話し合われたのだと思います。
アメリカ現行ドルは紙屑になる、ということを麻生さんがトランプさんに教えられていたら、1兆ドル以上のアメリカ国債をじっと持ったままゼロになるのを待つ、ということはあり得ません。
なので週明けの第2幕がどうなりますか。
第1幕で終わったとは到底思えません。
第2幕どころか第3幕、第4幕があり、いくところまでいくのではないかと思っています。