ドイツ ヴュルテンブルク1890年ウルム大聖堂15ダカット金メダルNGC MS62


ヴュルテンブルク ウルム大聖堂の主塔完成記念の15ダカットゴールドメダルです。
描かれているのはヴュルテンブルク 王国の第3代国王、カール1世。
ヴィルヘルム1世の長男として生まれ1864年から1891年の間国王に地位にありました。
ウルム大聖堂は尖塔までの高さは162メートルと世界一の高さで、先日ウルムの近くを通ったときに見たいと思っていましたが、断念しました。
このデザインは2ターラー銀貨でも有名です。
そちらはまだ完成以前のものでこの1890年メダルと比べると、教会の形そのものが低くその時の修理完成で出されたものでして、こちらの方が今のウルム大聖堂と同じです。
空襲にも遭わずに残った建物です。
直径41mm 重さ52.15gと堂々としたゴールドメダルで、58枚のみが作られ配られました。
もちろん他の国王や大口寄付者などへ配られたものでしょうから、一般には出回ってはいませんが、今日その子孫の方が手放されたのだと思います。
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