イギリス1854年 銀製のスプーンとフォークのセット



イギリス1854年 銀製のスプーンとフォークのセットを入手しました。
1854年にバーミンガムで作られた、クリスチャニング-洗礼セットです。
洗礼はイエスキリストを信じて従う、ということで行われる儀式でこれによってキリスト教に入信するという節目の儀式です。
イギリスの5ポンドにもジョージ洗礼、シャーロット洗礼記念の金貨銀貨があります。
クリスチャニングセットは特にスプーンとフォーク、ナイフで構成されていて、普通のプレーンの飾りのないものから、こういった装飾が施されたものがあります。
このセットは1854年製ですので、少なくとも1853年に生まれた人のために注文され制作されたものでしょう。
奇しくも1853年は私の生まれた100年前ということで、何か感慨深いものがあります。

日本で言うと江戸時代、ペリーが浦賀に来て、ロシアのプチャーチンが長崎に来て、開国を迫った時期です。

銀価格は30ドルを超えたところで足踏みをしています。強力な価格上昇阻止の力が働いていますが、それが外れた途端、ロケットのように銀価格は上昇します。
金価格を追い越す、と言う人もたくさんいます。
なぜなら、金は装飾品の需要はありますが、銀は工業用の需要にとってなくてはならないものだからです。
車も、ミサイルも、バッテリーもソーラーパネルも銀がなければ全く作ることができません。
ロバートキヨサキやイーロンマスクが言っている以上、無視することが馬鹿げています。
アメリカドルを世界の中央銀行自体が捨ててきています。
金銀を必死で買っています。
紙のお札が信用を失っていますが、これがもっともっと弾みがつきます。
その時に銀1オンスが今の数百倍になることは夢物語ではないかもしれません。