金価格が再度2400ドルを突破しました。


昨晩7月11日21時半ごろ、金銀プラチナなどが一斉に上昇し始めました。
グラフは今日7月12日の朝9時のものです。
外国為替は同じ時点で急激な円高になり、アメリカドルは161.75円から現在は158円台へと4円弱下がりました。
アメリカCPIの発表に合わせた日銀の為替介入という声が高いです。
4月29日にも日銀は為替介入をしましたので、(5月30日にもしたフシがありますが)大規模な介入は2度目ということでしょう。

金銀の1.6%上昇とドル・ユーロ・ポンドの1.6%下落は全く逆の動きで貴金属の日本円価格はさして変わらないと思いますが、金銀の上昇傾向の復活という面では、嬉しいことです。
金の過去最高値は2448ドルですので、あと36ドル上昇し2448ドルを抜けば、さらなる最高値を試すことになります。
銀も直近の最高値、32.5ドルまであと少し、あと1ドルのところまで来ました。
30ドル以下で空売りしていた世界中の銀行は、銀の上昇に伴って冷や汗たらたらの面持ちだと思います。
まさか30ドルを超えるとは思ってなく安心して長期間 空売りができていたのに、30ドルを超えた時点で損がどんどん膨らんでいくのを、いつ認めいつ損切りをするかの瀬戸際ではないかと思います。
すでに破綻したところも多そうですが。
世界の基軸通貨であったアメリカドルの終焉に連れて、デリバティブ、株式が破綻するのは間違いありません。
グレートリセットが近づいているようです。