フランス1804年ナポレオン1世戴冠金メダル PCGS SP61
1804年、ナポレオン・ボナパルトのフランス皇帝即位を記念したゴールドメダルのご紹介です。
表面:月桂冠を頭につけたナポレオンの左頭像。
裏面:ナポレオンは戴冠式の衣装を身にまとい、笏を手に防波堤の上に立ち、片側には法律の表を持つ元老院議員、もう片側には鋤を持つ兵士が全体を支えています。
重量14.73g
ナポレオンは1804年5月に元老院の推戴を受け、国民投票による圧倒的な支持によって皇帝となりました。
同年12月2日にはパリのノートルダム大聖堂で豪華な戴冠式が挙行され、ナポレオンによる第一帝政が華々しく始まりました。
このメダルは戴冠式に合せて造られたものとみられ、同じ型で銀メダル、銅メダルも作成されています。
また同じデザインでより小さなメダル(ジェトン)が大量に作成され、戴冠式に集まった群衆に向けてばら撒かれました。
これは、古代ローマ時代に皇帝が即位した際、祝儀として軍や市民に新しいコインを配った故事に倣ったものです。
戴冠式に出席する高位の者に贈られる、合計500個の大型金製標本からなる非常に希少なものです。
J.P.ドロス氏によるこのポートレートは、わずか200本しか製造されなかったと言われています。
派手なプルーフのような表面は、しっかりとした大胆なストライクを優雅に演出しています。
軽いハンドリングマークがグレードの理由ですが、メダルは素晴らしいものです。
198万円でのお取り寄せでございます。