ロシア1849年ニコライ1世ルーブル銀貨NGC MS65+
表面:ビーズで飾られた円の中にロシア帝国の紋章である双頭の鷲。
力強い爪で、笏とオーブを持ち、尾羽で分割されたイニシャル【П А】が刻印されています。
刻印【ЧИСТAГО СЕРЕБРА 4 ЗОЛОТНИКА 21 ДОЛЯ.】
裏面:月桂冠で、コイン中央部に【MOHETA / РУБЛЬ / 1849 / СПБ】の刻印。
サンクトペテルブルク造幣局発行。
ニコライ1世ルーブル銀貨のご紹介です。
在位は1825年〜1855年。
1848年パリ革命が起こるとフランスとの国交を断絶、翌年にはハンガリーでの反乱も弾圧して革命の波及を防ぐなど、「ヨーロッパの憲兵」と呼ばれた皇帝です。
聖地管理権をめぐってオスマン帝国・フランスとの間で1853年にクリミア戦争を起こし、敗北が決定となる中で病死。
1855年にプチャーチンを日本に派遣し、日露和親条約も締結しました。
プレミアム・グレードの希少銘柄で、光沢があり反射率の高い1枚です。
NGCによる総鑑定数は110枚で、こちらはトップ2グレードにあたる稀少な1枚です。
248万円でのお取り寄せでございます。