スウェーデン1632年グスタフ2世アドルフ銀メダルPCGS SP Genuine – UNC Details Rim damage
表面:王は剣を手にした戦車に乗り、支持者たちはその頭上に月桂樹を、下には潰された蛇を置く。
【刻印の意】
DUX GLORIOS(高潔な将軍)
PRINC[eps] PIUS(敬虔な王子)
HEROS INVICT[us](無敗の英雄)
VICTOR INCOMPARAB[ilis](比類なき勝利者)
GERM[aniae] LIBERATOR(ドイツの解放者)。
裏面:横たわる王と天使の擁護者。
背後には逃げ惑う帝国軍、そしてその上に【VEL MORTUUM FUGIUNT】=「死後も、彼らは彼から逃げ去る」と書かれています。
コイン上部にはヘブライ語で書かれたエホバの上に光線。
グスタフ2世アドルフ王はスウェーデン王で、グスタフ・アドルフとも呼ばれます。
在位は1611年〜1632年。
あのナポレオンも憧れたと言われ、スウェーデンの獅子王と呼ばれています。
グスタフ2世アドルフ王は、その在位時代からおよそ1世紀の間、スウェーデンはバルト帝国時代と呼称されています。
1965年に発行された100クローネ紙幣には肖像が使用されました。
三十年戦争で活躍したグスタフは「獅子」を謳われるくらいなので結構短気で好戦的だったと思われますが、その頭脳は幼少の頃から才覚を示していて、9歳で公務についていたようです。
戦争で父が亡くなると、17歳で王となり、28歳で宰相になりました。
またラテン語、ドイツ語、オランダ語、フランス語、イタリア語、を話し、スペイン語、英語、ポーランド語、ロシア語などは理解できたそうです。
ヨーロッパ全ての語学を理解できたグスタフ2世アドルフ王は、勉学だけでなく、三兵戦術や傭兵制度などで軍事的にも、商業的にもスウェーデンを改革していった改革者でもあります。
PCGSによりSP Genuine – UNC Details Rim damageとの評価を得ています。
評価にある通り、縁に小傷が見られます。
198万円でのお取り寄せでございます。
https://www.premiumgoldcoin.com/c-item-detail?ic=A000001769