古代ギリシャ 紀元前390年頃 シシリー・シラクサ デカドラクマ銀貨 オークション
オークション日：2023年6月16日〜17日
開始価格：25,000ユーロ
結果：44000ユーロ
ディオニュイオス1世（紀元前406-367年）の時代のコイン。
10ドラクマを意味するデカドラクマす。

同じような種類のコインはいくつか残されていますが、このようにデザインが綺麗に読み取れるものはかなり希少です。
エヴァイネトス作。
表面：コレ＝ペルセポネの左向き頭部です。
葦の冠をかぶり、三連の耳飾り、真珠の首飾りをつけています。
裏面：フィールドには4頭のイルカが描かれています。
サインはフランの外に確認できます。

馬の頭の間の右側に小さな腐食の跡が見えます。
表面1時の位置の縁に小さな腐食。
12時位置と2時位置の間の縁にわずかに研磨の跡があります。

エヴァイネトス（Evainetos）はギリシャの最も有名な彫刻家の一人です。
キモンとエヴァイネトスのデカドラクムの鋳造は、暴君ディオニュシオス（405-367）の治世の初めに導入され、
360年頃まで続けられたとされています。

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