ドイツ ババリア1835年ターラー銀貨NGC MS63DPL
バイエルン記念ターラー銀貨のご紹介です。
こちらはベネディクト教団への学校寄進記念として1835年に発行されました。
バイエルンは南部ドイツの雄邦であり、1871年のドイツ統一の際にもプロイセンに次ぐ領土の広さを持っていました。
コインの発行も盛んであり、1918年のドイツ瓦解まで多種の金貨、銀貨が発行されています。
その中でも特筆される存在がルートヴィヒ1世とマクシミリアン2世によって発行された記念銀貨です。
バイエルン王であるルードヴィヒ1世は芸術と女性をこよなく愛する王だったそうです。
愛人とのスキャンダルにより退位したという逸話を持ちます。
バイエルンのターラー記念銀貨シリーズは有名で世界中にコレクターも数多く、シリーズコレクションとしては王道的人気を保ち続けています。
バイエルン記念銀貨は様々なものがありますが、とりわけルードヴィヒ1世(1825-1848年)の在位期間に集中して発行されています。
そしてこの間に発行された38種類がバイエルン記念銀貨の中で最人気のシリーズとなっております。
学校寄進記念という記念貨として発行されましたが、当時は通常貨と混在して流通していたため、状態の良いものは極稀です。
こちらもNGCによりMS63DPLの評価を得ていますが、唯一の鑑定品で、多くはVFやEFの鑑定がつくことが多く見受けられます。
78万円でのお取り寄せでございます。
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