神聖ローマ帝国1843年〜サルバトール ムンディ12ダカット金メダルNGC PFディテール


キリストの横顔を描いたサルバトールメダル12ダカットをご紹介します。コンラッドランゲによってデザインされたキリストの横顔が周りの後光に照らされて浮き彫りで描かれています。カメオの厚さは3mmほど盛り上がっています。裏面は1800年代のウイーンの都市の様子が描かれていて、都市景観メダルとしても世界的にとても人気があります。シュテファン大聖堂なども見てとることができます。先日のオークションで都市景観の銀貨が恐ろしい価格で落札されており、このサイズの金貨になるとまずレーゲンスブルクの10ダカットを思い浮かべますがそちらは2000万円以内でも入手できません。サルバトールメダルは12ダカットはとても数が少なく6ダカットの1/5ほどの頻度でしか出てきません。この個体はジュエリーから外されたもののようで惜しくもディテールがついていますが、状態はプルーフと記載されていて、キリストの横顔プラス都市景観というこれ以上にないモチーフの組み合わせであります。ディテールゆえに二の足を踏む気持ちも理解できますが、またそれ以上にキリスト、都市景観の組み合わせはそれを補って余るほどです。どうぞ、この機会に入手を検討されてはいかがでしょうか?https://www.premiumgoldcoin.com/c-item-detail?ic=A000001590