ダンツィヒ1660年都市景観メダル
現在のポーランドのグダニスクはかつてダンツィヒと呼ばれバルト海の南部の港です。
13世紀頃よりドイツ騎士団の支配下に入り、ハンザ同盟の一貿易都市として発展しました。
小麦や木材などポーランドの森から産出するものをヴィスワ川で運び込み、輸出するという
貿易が行われていました。
ただ人民はドイツ騎士団による支配を嫌って度々争いを起こし、1577年に完全に
騎士団を排除した自治権を獲得しました。
このグダニスクの港の様子と右側には街の様子が描かれたメダルは、その後の1660年に
作られています。
港の上空には雲と太陽が描かれています。当時はキリストの目やフリーメーソンの
シンボルなどが描かれたものが多いのですが、普通の太陽は珍しいですね。
大きさは50mm弱ほどでした。
デザイナー はヨハン ビュッヘイム