ワーテルローの戦いといった方が馴染みがあるかもしれませんが、イギリス、オランダ、プロイセンの連合軍とフランス、ナポレオンとの戦いのことです。

フランス軍は敗れその記念としてオリジナルのメダルが発行されたのが1815年、戦争が終わった年です。

オリジナルの直径は133mmと巨大であったため、2つに分けられて1850年頃ピストルッチの手によってに再度作られたようです。

1966年にピンチーズの手によって64mmの金と銀のメダルが作られ、そのリストライク/試鋳貨としてこのメダルが1990年頃に作られました。

PCSGでもこちらの1枚しか記録されていません。

面面に描かれているのは、オーストリアのフランツ2世、ロシアのアレクサンダー1世、プロイセンのヴィルヘルム3世、そしてイギリスのジョージ3世です。

裏面も騎乗の王たちと天使が描かれていて、表面とともにデザインが秀逸でとても魅力的なメダルです。

ラベルによると直径63mmとなっていて、9K（金含有率37.5％）重さ182.1gとの記載があります。

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