1911年6月22日に行われたジョージ5世の戴冠式。

戴冠式を祝い発行された大型ゴールドメダルのご紹介です。

表面：王冠とマントを身に纏ったジョージ5世の左胸像。

マントにはガーターチェーン、メダル下部にはオーブと月桂樹の枝があしらわれています。

メダル左下にはデザイナーBertram Mackennal氏のイニシャル【B.M】の刻印。

刻印【GEORGE V CROWNED JUNE 22 1911】

裏面：王冠を被り、ドレープをかけたメアリー妃の左胸像。

メダル下部には花輪をあしらったバラの花束が描かれています。

刻印【QUEEN MARY JUNE 22 1911】

直径約51mm、重量約78.72g、発行枚数は225枚のみ。

大型のメダルとなりますので、重量感、存在感は抜群の1枚でございます。

霜のようなマットな表面で、この品質では非常に珍しい1枚と言えるでしょう。

PCGSによりトップ2グレードにあたるSP63の評価を得ています。