古代ではもっとも大きなコイン デカドラクマ銀貨です。

オークションに出てもいつも高音で落札されています。

当時のメダリストの巨匠、エウアイネトスの制作した芸術作品とも呼べるものです。

金、茶、緑、赤褐色、黄色など、さまざまな色調のパティナ（古色）が施され、職人の技を際立たせています。

エウアイネトスのデカドラクマは、ディオニュソス1世（前405-367）の支配下で早くから制作され、数十年間、あるいは360年代以降も制作されたかもしれません。

ディオニュソス自身が、芸術を支援し、自分の治世の業績を宣伝するために、このような大きく美しいコインを鋳造することに個人的な関心を寄せていたと推測されます。

また、エウアイネトスが貨幣製作を始めた後、このシリーズの型抜きが他の人によって行われた可能性も十分にあるということです。

1280万円でお取り寄せいたします。