名高き巨匠ウィリアム・ワイオン氏の傑作、ジョージ4世クラウン銀貨のご紹介です。

表面：ジョージ4世の左頭像。

刻印【GEORGIUS IV DEI GRATIA　1826】

裏面：王冠と紋章。

イングランドの紋章の中には、血族であるドイツハノーファー家の紋章が埋め込まれている独特のパターン。

これは1760年からヴィクトリア女王即位の1837年まで使われています。

刻印【BRITANNIARUM REX FID: DEF:】

エッジ刻印【SEPTIMO】

直径約38mm、重量28.28g。

発行数は150枚のみ。

ジョージ4世のクラウン銀貨は1821、1822年の有冠タイプと1826年のみの無冠タイプと分かれており、ジョージ4世の顔のデザインも異なります。

無冠タイプの表面は、かの有名なウィリアム・ワイオン氏が担当しており、有冠タイプと比べてジョージ4世の顔立ちがシュッとしています。

NGCによる総鑑定数は75枚のみ。

こちらはPF64の鑑定を得ており、トップ4グレードのあたる貴重な1枚です。