アメリカ1857年20ドル金貨PCGS MS62PL セントラルアメリカ号

 
1850年代に世界各地で金が発見されゴールドラッシュが頻発しました。
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、チリ、ブラジルと金が出たところにはそれを狙う人々が殺到して、世界の銀行のマネーサプライを増大させました。
中でもアメリカ。カリフォルニアのゴールドラッシュには30万人が来たと言われています。
その採掘者を運んだのがスティームシップと呼ばれる蒸気船です。
この蒸気船は略称S.S(Steam Ship)と呼ばれその後に船名がつけられています。
それらのうち数隻は嵐のため海の藻屑と消えてしまいました。
その中でも採掘された大量の金、金貨を積んで沈没したのがセントラル号というS.Sです。
金だけでも2トン以上が積まれていて、その金で作られた1857年銘の金貨もありました。
沈んだのが1857年、それから140年後に引き上げられた一部にこれらの金貨が含まれていました。
アメリカ南北戦争の軍資金としても使われる予定だった1857年の20ドル金貨。
この個体はPCGSのMS62PL プルーフライクという鑑定がついています。
歴史の事実を詰め込まれた20ドル金貨です。
338万円まででお取り寄せができます。